事典 日本の地域ブランド・名産品 「三条仏壇」の解説
三条仏壇[仏壇・仏具]
さんじょうぶつだん
仏都三条といわれるほど仏教の盛んな土地である三条地方では、1690(元禄3)年には浄土真宗大谷派の本願寺別院(東別院)が建立された。この造営に際しては、京都から呼び寄せた宮大工・指物師・飾り金具師の指導のもと地元三条の職人が多数参加し、三条で仏壇が製造されるようになった。1980(昭和55)年10月、通商産業大臣(現・経済産業大臣)によって国の伝統的工芸品に指定。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報