精選版 日本国語大辞典 「三段活用」の意味・読み・例文・類語 さんだん‐かつよう‥クヮツヨウ【三段活用】 〘 名詞 〙 語尾が同行の三段にわたって変化する活用。文語で「来(く)」の「こ・き・く・くる・くれ・こ」、「為(す)」の「せ・し・す・する・すれ・せよ」を、他の動詞の一段・二段・四段等の活用に対していう。一般には、カ行変格活用、サ行変格活用という。[初出の実例]「三段活用のものあり、これを不規則動詞と名づく」(出典:小学日本文典(1874)〈田中義廉〉三)三段活用の語誌黒沢翁満がその著「言霊のしるべ」(一八五二)でカ行変格、サ行変格を「三段(みきだ)の活(はたらき)」としたのに始まる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例