三毛北郷(読み)みけほくごう

日本歴史地名大系 「三毛北郷」の解説

三毛北郷
みけほくごう

中世三毛郡(三池郡)を構成した郷。のち三池北(みいけほく)郷ともいった。律令制下の四郷が解体した結果、三毛郡は国衙領の三毛北郷・三毛南(みけなん)郷および三毛(三池)庄などに再編成されたとみられ、三毛北郷は三毛庄を除く郡の北部、現大牟田市北部から高田(たかた)町にかけてを領域としていたと推定される。永仁五年(一二九七)一〇月二二日の大江宗心所領処分状(近藤文書/鎌倉遺文二六)には「みけのほうかうのうちミやへのむら」、また山門(やまと)郡三橋(みつはし)町高畑(たかはたけ)の地福(じふく)寺蔵の板碑には「三池北郷今福村」とあり、南は現大牟田市宮部(みやべ)、北は現高田町今福(いまぶく)に至る地域が含まれていたことが確認できる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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