日本歴史地名大系 「三王山村」の解説 三王山村さんのうやまむら 栃木県:河内郡南河内町三王山村[現在地名]南河内町三王山鬼怒川右岸の低地と台地に位置し、西を田(た)川、東を江(え)川が南流する。東は芳賀(はが)郡上谷貝(かみやがい)村(現二宮町)、西は谷地賀(やじつか)村。元禄郷帳と天保郷帳には「木川田三王山村」と記され、山王山村とも記す。近世初めは烏山藩領、寛永一〇年(一六三三)より旗本加賀美・三宅の二給。慶安郷帳に村名がみえ、田高三四五石余・畑高二〇四石余。改革組合村では幕府領と旗本加賀美・三宅の三給とみえ、幕末に至る。村の中央に鯉沼(こいぬま)があり、享保九年(一七二四)の芝野二百町歩開発願(稲見喜正文書)に旗本加賀美領の鯉沼村とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by