三番叟を踏む(読み)さんばそうをふむ

精選版 日本国語大辞典 「三番叟を踏む」の意味・読み・例文・類語

さんばそう【三番叟】 を 踏(ふ)

  1. ( 三番叟の尉(じょう)は、盛んに舞台を踏み鳴らして舞うところから ) はげしくとんとんと足踏みする。
    1. [初出の実例]「三番叟ふんで・うめぬさきからせがみ出し」(出典:雑俳・玉の光(1844‐45))
  2. ( 三番叟は能の最初に演じる祝儀的な曲の一つとして舞うところから ) 口をきる。最初の役をつとめる。
    1. [初出の実例]「『左様なら、三番(サンバ)そうをふみませふ』『おしゃくをいたしやせう』」(出典洒落本・山下珍作(1782)武左)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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