三皆良川保(読み)みかいよしかわほ

日本歴史地名大系 「三皆良川保」の解説

三皆良川保
みかいよしかわほ

二宮にのみや川の中流から下流にかけて、伊久留いくろ川が合流する辺りに比定される。良川保ともいう。承久三年(一二二一)九月六日の能登国田数注文に「良川保」とみえ、保名の右傍らに「三皆」と注される。元久元年(一二〇四)の能登国衙の検注により公田数一八町二段八と定められた。現羽咋はくい永光ようこう寺所蔵の古文書目録に康永三年(一三四四)の三階七郎太郎家秀寄付状が載り、当保の三階を本貫地とすると思われる武士がいた(能登志徴)。貞和三年(一三四七)正月一五日、峨山韶碩門下で、三階家秀の弟とされる無底良韶が、重代相伝の地である羽咋郡みなと吉崎よしさき(現羽咋市)の田地二段を同寺に本地堂・僧堂の灯油料として寄進した(「良韶田地寄進状案」永光寺文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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