三目錐(読み)みつめぎり

精選版 日本国語大辞典 「三目錐」の意味・読み・例文・類語

みつめ‐ぎり【三目錐】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 刃の形が三角になっている錐。三俣錐(みつまたぎり)。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「宝や宿にみつめぎり鋸屑の数数と」(出典:浄瑠璃・出世景清(1685)一)
  3. 同時に三人妻妾を持つ男。
    1. [初出の実例]「北の方を三人持たれば、異名には、三妻錐(ミツメギリ)と申けり」(出典源平盛衰記(14C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む