数数(読み)カズカズ

デジタル大辞泉の解説

数え上げる数の多いこと。種類の多いこと。あれこれ。いろいろ。副詞的にも用いる。「数数の贈り物」「不平不満は数数ある」
数の子」の女房詞
「かずのこは―」〈女重宝記〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

数や種類の多いこと。また、たくさんの物。副詞的にも用いる。 -の名作の舞台となる 酒肴を-並べてもてなす

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 物事の数量や種類が多いこと。たくさんであること。多くの数。また、副詞的に用いて、たくさん。いろいろ。あれこれ。あれやこれや。
※伊勢物語(10C前)一〇七「かずかずに思ひ思はず問ひがたみ身をしる雨は降りぞまされる」
※浮世草子・好色一代女(1686)二「見事の花菖蒲をくり給はり、かずかず御うれしく詠め入まいらせ候」
[補注]「伊勢物語」の例は、「ねんごろに、しんせつに」の意だという、本居宣長説が行なわれていたが、「万葉‐三二五六」の「数数丹(しくしくに)」を「かずかずに」と誤読したために、平安期に生じた表現かという説が出ている。

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