精選版 日本国語大辞典 「三襟」の意味・読み・例文・類語 みつ‐えり【三襟】 〘 名詞 〙① 着物三枚を、下の襟が少し見えるようにずらして重ねて着ること。また、その着方。[初出の実例]「三えりに物を着候事、児、若衆など、えりを色えて」(出典:宗五大草紙(1528)衣装事)② 衣服の背の上部で襟に縫い合わされる部分。③ 女子の頭髪の襟足を三本に長く残して剃ること。また、そのもの。みつあし。さんぼんあし。〔随筆・守貞漫稿(1837‐53)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例