三角獣(読み)さんかくじゅう

精選版 日本国語大辞典 「三角獣」の意味・読み・例文・類語

さんかく‐じゅう‥ジウ【三角獣】

  1. 〘 名詞 〙 角が三本ある瑞兆霊獣。理想的な政治が行なわれるときに、世に現われるという。
    1. [初出の実例]「祥瑞〈略〉三角獣 瑞獣也」(出典:延喜式(927)二一)
    2. [その他の文献]〔宋書‐符瑞志・中〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android