三越村(読み)みこしむら

日本歴史地名大系 「三越村」の解説

三越村
みこしむら

[現在地名]本宮町三越

伏拝ふしおがみ村の西にあり、北方十津川とつかわ上湯川かみゆのかわ(現奈良県吉野郡)境の山より東南に流れる三越川沿いを本村とし、東南、音無おとなし川沿いに小名小森こもり三越峠から本宮への熊野街道中辺路筋に小名発心門ほつしんもん、三越峠の麓に小名道川みちのがわがある。「為房卿記」永保元年(一〇八一)一〇月四日条に「着三階之人宿」とあり、本宮へ参詣する際、近湯(現西牟婁郡中辺路町近露か)・三階・無音川(音無川)で斎戒沐浴しており、「三階」は当地のこととも考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む