三輪史朗(読み)みわ しろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三輪史朗」の解説

三輪史朗 みわ-しろう

1927-2006 昭和後期-平成時代の内科学者。
昭和2年2月17日生まれ。山口大教授をへて,昭和54年東大教授となり,60年同大医科学研究所付属病院長。退官後,冲中記念成人病研究所長。血液学,人類遺伝学を専門とし,36年ピルビン酸キナーゼ欠乏症を発見した。遺伝性溶血性貧血の研究で,平成9年学士院賞。平成18年1月12日死去。78歳。東京出身。東大卒。著作に「貧血」「血液の話」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android