三輪常次郎(読み)ミワ ツネジロウ

20世紀日本人名事典 「三輪常次郎」の解説

三輪 常次郎
ミワ ツネジロウ

大正・昭和期の実業家 興和紡績社長;名古屋商工会議所会頭。



生年
明治19(1886)年5月

没年
昭和38(1963)年10月14日

出生地
愛知県

経歴
服部商店に入り、大正2年27歳で支配人就任。同店の破産後、事業を引き継ぎ再建。これを興和紡に改組、昭和11年紡績部門以外を独立させて興服産業(のち興和)を創立し、理事長となる。15年服部商店を興亜紡績(のち興和紡績)と改称。日本綿・スフ織物工業連合会を率いて十大紡に対抗した。21〜25年名古屋商工会議所会頭を務め、のち名古屋観光ホテル会長。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三輪常次郎」の解説

三輪常次郎 みわ-つねじろう

1886-1963 大正-昭和時代の実業家。
明治19年5月9日生まれ。名古屋の綿布問屋服部兼三郎商店にはいり,大正2年株式会社服部商店の支配人となる。9年兼三郎の急死経営をひきつぎ,危機にあった社を再建,昭和4年社長となった。のち商事部門を分離して興服産業(現興和)とし,紡績部門は興亜紡績(現興和紡績)と改称,総合商社化をすすめた。21年名古屋商工会議所会頭。昭和38年10月14日死去。77歳。愛知県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「三輪常次郎」の解説

三輪 常次郎 (みわ つねじろう)

生年月日:1886年5月9日
大正時代;昭和時代の実業家。興和紡績社長;名古屋商工会議所会頭
1963年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android