デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三輪文屋君」の解説 三輪文屋君 みわの-ふんやのきみ ?-? 飛鳥(あすか)時代の豪族。皇極天皇2年(643)山背大兄(やましろのおおえの)王が蘇我入鹿(そがの-いるか)の軍におそわれた際,側近として王にしたがい生駒(いこま)山にかくれた。東国での再挙を進言するが,王は民をまきぞえにしないよう自害を決意,その言葉を入鹿側の将軍らにつたえた。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例