再挙(読み)サイキョ

精選版 日本国語大辞典 「再挙」の意味・読み・例文・類語

さい‐きょ【再挙】

  1. 〘 名詞 〙 失敗した事業や政治的運動などをもう一度興すこと。
    1. [初出の実例]「欲兵謀再挙」(出典:羅山先生文集(1662)三九・源義興)
    2. 「また再挙を図るべしと遂に倫敦(ロンドン)に帰る」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉七)
    3. [その他の文献]〔管子‐幼官〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「再挙」の読み・字形・画数・意味

【再挙】さいきよ

再び行う。一度失敗し、もう一度やりなおす。晋・孫楚〔石仲容の為に孫皓に与ふるの書〕樓、千里相ひみ、~驍、力を畜へて時を待つ。役、再擧せずとは今日の謂(いひ)なり。

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