三郎五郎新田村(読み)さぶろうごろうしんでんむら

日本歴史地名大系 「三郎五郎新田村」の解説

三郎五郎新田村
さぶろうごろうしんでんむら

[現在地名]浜松市大塚町おおつかちよう

領家りようけ村の北、鶴見つるみ輪中にある。文化一二年(一八一五)の天竜川御普請絵図(浜松市博物館蔵)鶴見輪中東縁の堤外に「領家三郎五郎入会」と記す。西大塚にしおおつか村の三郎五郎が開発した。三郎五郎の名は、天正一七年(一五八九)九月一七日の徳川家七ヵ条定書写(穂積利幸氏所蔵文書)の宛所にもみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android