三重襷(読み)ミエダスキ

デジタル大辞泉 「三重襷」の意味・読み・例文・類語

みえ‐だすき〔みへ‐〕【三重×襷】

斜線を交差させた中にひしを入れ、さらにその中に花菱や四つ菱を入れた文様

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精選版 日本国語大辞典 「三重襷」の意味・読み・例文・類語

みえ‐だすき みへ‥【三重襷】

〘名〙 斜線の襷の中に菱(ひし)を入れて三重とし、さらに中央に花菱または四菱を入れた文様。
玉葉‐文治三年(1187)七月二五日「縒重狩衣、〈地薄物、ミエタスキ文杏葉青薄濃〉」

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