三鍬形(読み)みつくわがた

精選版 日本国語大辞典 「三鍬形」の意味・読み・例文・類語

みつ‐くわがた‥くはがた【三鍬形】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (かぶと)の前立物一種鍬形中間に剣の形を立てたもの。
    1. [初出の実例]「伏縄目の鎧に三鍬形(みツクワガタ)打たる甲を」(出典太平記(14C後)三二)
  3. 紋所の名。三つの鍬形を図案化したもの。
    1. [初出の実例]「三鍬形を以て、神君より譲られ給へる御紋也」(出典:葵御紋考(1818‐30)(古事類苑・姓名七))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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