伏縄目(読み)フシナワメ

デジタル大辞泉 「伏縄目」の意味・読み・例文・類語

ふし‐なわめ〔‐なはめ〕【伏縄目】

伏縄目おどし」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「伏縄目」の意味・読み・例文・類語

ふし‐なわめ‥なはめ【伏縄目】

  1. 〘 名詞 〙 ( のち、「伏」の字に「藤」をあて「ふじなわめ」とも )
  2. 染革文様一つ色変り繧繝(うんげん)で、斜めまたは波頭(なみがしら)に染めだした文様。縄目ともいう。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. 伏縄目<b>①</b>
      伏縄目
  3. ふしなわめおどし(伏縄目威)」の略。
    1. [初出の実例]「ふしなはめの鎧きて」(出典:平家物語(13C前)九)

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