上げ場(読み)あげば

精選版 日本国語大辞典 「上げ場」の意味・読み・例文・類語

あげ‐ば【上場・揚場】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 船荷を陸へ揚げる場所。
    1. [初出の実例]「ちらはらと米の揚(アゲ)場の行戻り芭蕉〉 目黒まいりのつれのねちみゃく〈野坡〉」(出典:俳諧・炭俵(1694)下)
  3. 鉱山などで、竪坑(たてこう)斜坑から水平坑に連絡する交通路や、鉱石を運ぶ所。
  4. 取引相場で株式などを売買にのぼすこと。じょうじょう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android