上ったり(読み)あがったり

精選版 日本国語大辞典 「上ったり」の意味・読み・例文・類語

あがっ‐たり【上たり】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 動詞「あがる(上)」の連用形に完了の助動詞「たり」が付いて一語化した語 ) 商売仕事などが全くふるわないで、どうしようもないこと。また、そのさま。また、一般に物事がだめになることやそのさまにもいう。あがったりや。
    1. [初出の実例]「まづ今日ぎりで番頭役も上ったりだ」(出典:黄表紙・見徳一炊夢(1781)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む