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上三川城 かみのかわじょう

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日本の城がわかる事典の解説

かみのかわじょう【上三川城】

栃木県河内郡上三川町にあった平城(ひらじろ)。同町市街地の中心部に位置し、鎌倉時代から安土桃山時代まで384年間続いた城である。1249年(建長1)に、宇都宮頼綱の二男の頼業が横田城を築城したが、その後上三川城を築いて居城とした。頼業の家系はこれ以降、横田氏を名乗ったが、第12代の元明は、今泉姓に変えている。上三川城は多功城とともに宇都宮氏の本城である宇都宮城の南を守る重要な拠点となった。この城は上杉謙信武田信玄、北条、水谷などの軍勢の攻撃をたびたび受けたが、これを撃退したことから武勲の城として知られるようになった。しかし、1597年(慶長2)、主家の宇都宮家の嗣子問題がこじれて芳賀高武の夜襲を受け、城主の今泉高光は城を逃れて菩提寺の長泉寺で自害し、上三川城は落城して今泉氏も断絶した。現在、城跡は市街地化が進んで、本丸のみを残すだけになっているが、土塁などが残り、上三川城址公園として整備されている。また、同公園は桜、つつじの名所として知られている。JR宇都宮線石橋駅からバス約15分で上三川車庫前下車、徒歩約10分。

出典|講談社
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