日本歴史地名大系 「上中森村」の解説 上中森村かみなかもりむら 群馬県:邑楽郡千代田町上中森村[現在地名]千代田町上中森南を利根川が流れ、東は下中森村、西は上五箇(かみごか)村・萱野(かやの)村、南の対岸は武蔵国埼玉郡下中条(しもなかじよう)村・須賀(すか)村(現埼玉県行田市)。休泊(きゆうはく)堀が上五箇村から中央部を東流して下中森村に入る。谷田(やた)川は当村の北西隅から北境を東流している。佐貫(さぬき)庄のうちで、永仁三年(一二九五)一二月二一日の関東下知状(長楽寺文書)によれば、「上野国佐貫庄上中森郷内田陸段、在家壱宇、畠壱町肆段」は大輪又太郎時秀から太田彦三郎貞康に所有が移っている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by