上井足村・下井足村(読み)かみいだにむら・しもいだにむら

日本歴史地名大系 「上井足村・下井足村」の解説

上井足村・下井足村
かみいだにむら・しもいだにむら

[現在地名]榛原町大字上井足・下井足

宇陀川・芳野ほうの川合流地に位置。中世には井足庄があり、慶長郷帳では井足村とあり村高一二三一・四五石。元和郷帳で上井足村六一〇石と下井足村六二一・四五石に分れた。元禄検地により上井足村は六六五・〇四七石、下井足村は八〇五・六七一石となった。両村ともに慶長六年(一六〇一)以降松山藩(福島高晴)領。元禄八年(一六九五)以降幕府領

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android