上原卓(読み)ウエハラ タク

20世紀日本人名事典 「上原卓」の解説

上原 卓
ウエハラ タク

昭和期の日本画家 京都市立芸術大学教授。



生年
大正15(1926)年5月6日

没年
昭和61(1986)年7月27日

出身地
京都市

学歴〔年〕
京都市立美術専門学校日本画科〔昭和23年〕卒

経歴
昭和24年創造美術展に初入選、26年創造美術協会が新制作派協会と合流し、新制作協会日本画部となって以後、同会に出品。29年第18回展で新作家賞を受賞。続いて33〜35年と3年連続で新作家賞を受賞し、36年同会会員となる。41年現代日本美術展で「草曼荼羅」が優秀賞を受賞。45年京都市立芸術大学助教授、50年教授に就任。51年にはイタリアに渡り、中世フレスコ画を摸写した。身近な自然題材に写実的描写作風を展開した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上原卓」の解説

上原卓 うえはら-たく

1926-1986 昭和時代後期の日本画家。
大正15年5月6日生まれ。新制作協会を中心作品発表。昭和41年現代日本美術展で「草曼荼羅(まんだら)」が優秀賞を受賞した。49年創画会会員,50年京都市立芸大教授となる。昭和61年7月27日死去。60歳。京都出身。京都市立美術専門学校(現京都市立芸大)卒。作品に「麦(A)」「麦(B)」「午後」「花と栗」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「上原卓」の解説

上原 卓 (うえはら たく)

生年月日:1926年5月6日
昭和時代の日本画家。京都市立芸術大学教授
1986年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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