上原田村(読み)かみはらだむら

日本歴史地名大系 「上原田村」の解説

上原田村
かみはらだむら

[現在地名]姫路市花田町上原田はなだちようかみはらだ

飾東しきとう郡に所属。あま川中流右岸沿いに位置し、北西小川おがわ村。かつて付近一帯は原田と称され、一本松原田いつぽんまつはらだ加納原田かのうはらだの上の地が上原田とよばれたという。文禄三年(一五九四)一〇月一七日の入部御用銭割付状(芥田文書)に「上原田村」は高五二四石余とみえる。江戸時代を通して姫路藩領。大庄屋支配は高木たかぎ村と同じ。正保郷帳では田方六〇七石余・畠方一八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android