日本歴史地名大系 「上古寺村」の解説 上古寺村かみふるてらむら 埼玉県:比企郡小川町上古寺村[現在地名]小川町上古寺下古寺村の南西、槻(つき)川支流金嶽(かなたけ)川の上流域に位置し、東は日影(ひかげ)村(現玉川村)。玉川(たまがわ)領に属した(風土記稿)。田園簿では田高四五石余・畑高七七石余、ほかに紙舟役永七五〇文が課せられ、幕府領。寛文八年(一六六八)の検地帳によると高一五〇石余、反別は田六町余、畑・屋敷三三町余、ほかに東王(とうおう)寺・高福(こうふく)寺・薬師免などの除地九反余。名請人は八七名、うち所持田畑五反未満の零細な耕作者が六〇名を数えた(「氷川の里 上古寺」)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by