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玉川 たまがわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

玉川
たまがわ

愛媛県北部,高縄半島の山間に位置する今治市南部の旧町域。 1954年鴨部村,鈍川村,龍岡村,九和村の4村が合体して玉川村となり,1962年町制。 2005年今治市,波方町,大西町,菊間町,吉海町,宮窪町,伯方町,上浦町,大三島町,朝倉村,関前村と合体。約 90%が山林。抑制栽培による野菜,花卉などの施設園芸が行なわれるが,今治市の郊外住宅地として宅地化が進む。中央部に鈍川温泉があり,渓谷美に恵まれる。千疋のサクラは国の名勝。四国八十八ヵ所第 57番札所栄福寺,第 58番札所の仙遊寺がある。北部の大野にある奈良原神社の伊予国奈良原神社の伊予国奈良原山経塚出土品は国宝。一部は奥道後玉川県立自然公園に属する。

玉川
たまがわ

埼玉県中部,ときがわ町北東部の旧村域。比企丘陵の西部にある。 1889年村制。 2006年都幾川村と合体してときがわ町となった。都幾川とその支流の雀川の河岸段丘とそれを囲む丘陵地とからなり,米作,野菜・花卉栽培,畜産が行なわれる。首都圏からの工場進出もみられる。

玉川
たまがわ

秋田県東部を流れる雄物川最大の支流。全長 103km。大深岳,焼山を含む八幡平火山群の南西斜面の水を集めて南流し,横手盆地北部に入り,大仙市神宮寺付近で雄物川と合流。古くから玉川毒水といわれるほどの酸性河川で,魚は生息しない。鎧畑発電所建設の際に玉川の水を田沢湖に流したため,湖の魚が死滅した。現在,玉川温泉付近で河水を地下に注入し,中和させる方法をとっている。玉川流域は秋田県最大の電源地帯である。上・中流抱返り渓谷などの峡谷が連なり,田沢湖抱返り県立自然公園に指定されている。

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デジタル大辞泉の解説

たま‐がわ〔‐がは〕【玉川】

川の名。全国に6か所あり、総称して六玉川(むたまがわ)という。宮城県塩釜市・多賀城市を流れる、野田の玉川。東京都を流れる、調布(たつくり)の玉川(多摩川)。滋賀県草津市を流れる、野路の玉川京都府綴喜(つづき)郡を流れる、井手の玉川。大阪府高槻市を流れる、三島(千鳥)の玉川。和歌山県高野山奥院付近を流れる、高野(こうや)の玉川。[歌枕]
六玉川を題材とする箏曲(そうきょく)・浄瑠璃などの題名、または通称。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

たまがわ【玉川】

愛媛の日本酒。発売元の「最進酒造」は昭和33年(1958)創業。所在地は西予市宇和町卯之町。

たまがわ【玉川】

京都の日本酒。酒名は、蔵の前に玉砂利が美しい川が流れていたことにちなみ命名。純米大吟醸酒、大吟醸酒、純米吟醸酒本醸造酒などがある。平成5、14、16、19、23年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は山田錦、五百万石、雄町など。仕込み水は久美浜の湧水。蔵元の「木下酒造」は天保13年(1842)創業。所在地は京丹後市久美浜町甲山。

たまがわ【玉川】

高知の日本酒。創業以来続く銘柄。「白玉川」は季節限定の活性生酒。ほかに純米大吟醸酒、吟醸酒、普通酒などがある。平成4年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は山田錦、吟の夢など。仕込み水は赤野川水系の伏流水。蔵元の「有光酒造場」は明治36年(1903)創業。所在地は安芸市赤野甲。

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デジタル大辞泉プラスの解説

玉川

京都府、木下酒造有限会社の製造する日本酒。酵母無添加で山廃仕込みの純米大吟醸酒「玉龍」などがある。平成23酒造年度の全国新酒鑑評会で金賞を受賞。

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世界大百科事典 第2版の解説

たまがわ【玉川】

秋田県仙北郡東部を南流する雄物川最大の支流。八幡平大深岳付近に源を発し,角館町で檜木内(ひのきない)川を合わせ,大曲市花館で本流に合流する。幹川流路延長109km,全流域面積1204km2。上流の渋黒川流域にある玉川温泉から強酸性の水が流れ出すため,下流地域は近世以降,とくに農業に被害を受け,魚類も生息しなかった。現在は地下溶透法で毒水の希釈作業が行われており,ウグイなどが生息している。上流に鎧畑(よろいばた)ダム,中流に抱返(だきがえり)渓谷がある。

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大辞林 第三版の解説

たまがわ【玉川】

川の名。六か所にあるので、六玉川むたまがわと総称される。⦅歌枕⦆
宮城県多賀城市を流れていた川。野田の玉川。 「陸奥みちのくの野田の-千鳥鳴くなり/新古今
東京都を流れる多摩川。調布たつくりの玉川。 → 多摩川 「 -にさらす手作りさらさらに/万葉集 3373
滋賀県草津市老上町を流れる小川。野路の玉川。 「明日もこむ野路の-萩こえて/千載 秋上
京都府井手町を流れる川。井手の玉川。 「山ぶきの花の露そふ井手の-/新古今 春下
和歌山県高野山奥院大師廟畔の小川。高野の玉川。 「高野の奥の-の水/風雅 雑中
大阪府高槻市を流れる川。三島の玉川。 「卯の花咲ける-の里/後拾遺

たまがわ【玉川】

姓氏の一。

たまがわ【玉川】

「六玉川むたまがわ」を題材とする各種の邦楽曲の題名または略称。 → 六玉川

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日本の地名がわかる事典の解説

〔秋田県〕玉川(たまがわ)


秋田県東部を流れる川。1級河川(雄物(おもの)川水系)。延長103km。流域面積1219km2。岩手県境の大深(おおふか)岳(標高1541m)付近に源を発した大深沢が玉川温泉から流れ下った渋黒(しぶくろ)沢を合流し南流して生保内(おぼない)川・檜木内(ひのきない)川などを合わせ、大仙(だいせん)市大曲(おおまがり)で雄物川に合流する。渋黒川上流の玉川温泉から強酸性の毒水が流入、かつては下流域の農産物や導水した田沢(たざわ)湖の淡水魚に多大な被害を及ぼした。1989年(平成1)に酸性中和施設が完成、毒水の希釈作業が実施されている。包蔵水量が大きく、多数のダム・発電所が点在する電源地帯。上流に東北屈指の規模を誇る多目的の玉川ダムが完成。中流に抱返(だきがえり)渓谷の景勝があり、田沢疏水(そすい)を分水する。

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