上台新田村(読み)かみだいしんでんむら

日本歴史地名大系 「上台新田村」の解説

上台新田村
かみだいしんでんむら

[現在地名]上河内村上田うわだ

土手下新田どてしたしんでん村の北に位置する。元和六年(一六二〇)新筏しんいかだ(御用川)開削により、同八年に下田原しもたわら(現河内町)から出作、承応二年(一六五三)検地帳(福島勝義文書)に「田原村の内上台新田」と記される。寛文一一年(一六七一)下田原村枝郷として分郷、上台新田村となる。枝郷に土手下新田村がある。元禄―宝永年間(一六八八―一七一一)は高六三石、正徳二年(一七一二)は八三石、享保―元文(一七一六―四一)の頃は八九石、安永四年(一七七五)には一〇五石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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