上宮守村
かみみやもりむら
[現在地名]宮守村上宮守
宮守川上流部、下宮守村の北東にあり、同川や支流の寺沢川流域に集落が点在する。遠野街道が北西の達曾部村から南東の上綾織村(現遠野市)に抜け、当村で分岐した道が下宮守村を通って花巻に向かう。上宮森村とも記され、古くは下宮守村と一村で宮守(宮森)とよばれた。寛永四年(一六二七)上宮森村の高四六五石余が八戸弥六郎直義(遠野南部氏)知行地となった(「南部利直知行宛行状」三翁昔語)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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