上宰(読み)じょうさい

精選版 日本国語大辞典 「上宰」の意味・読み・例文・類語

じょう‐さい ジャウ‥【上宰】

〘名〙 (古くは「しょうさい」とも) 上級官吏摂政など。
本朝無題詩(1162‐64頃)四・春三首〈藤原周光〉「雖先輩之深於詩之者、未上宰之高什、驚傍人之衆目矣」
平家(13C前)四「代々相伝の家領(けれう)を奪ふといへども、しゃうさいもおそれて舌をまき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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