上小岩村(読み)かみこいわむら

日本歴史地名大系 「上小岩村」の解説

上小岩村
かみこいわむら

[現在地名]江戸川区西小岩にしこいわ四―五丁目・北小岩きたこいわ六―七丁目など

江戸川右岸に位置し、東は小岩田こいわだ村、西は鎌倉かまくら新田(現葛飾区)、南は中小岩村、北は柴又しばまた(現葛飾区)。佐倉道が通る。小岩の地名は養老五年(七二一)の下総国葛飾郡大島郷戸籍(正倉院文書)にみえる「甲和里」の遺称とされる。中世葛西かさい御厨のうち。応永五年(一三九八)八月日の葛西御厨田数注文写(鏑矢記)に「上小岩十一丁反ママ半 公田一丁六反」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む