上川前村(読み)かみかわまえむら

日本歴史地名大系 「上川前村」の解説

上川前村
かみかわまえむら

[現在地名]北塩原村大塩おおしお

大塩村北西、大塩川支流大谷おおたに川の左岸に位置する。南西下川前村。上河前などとも記し、小沼組(古くは大塩組)に属した。古くは大塩村の端村であったが、寛文年中(一六六一―七三)に同村より分れて一村となった(「新編会津風土記」など)。寛文五年の「大塩組風土記」ではまだ大塩村の端村とされていて、家数二〇(竈数二一)、男六五・女四七、馬一五。「新編会津風土記」では家数二二、鎮守は山神社。文化一五年(一八一八)の村日記では高一六四石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 開基 寺院

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android