上志村(読み)かみしづくむら

日本歴史地名大系 「上志村」の解説

上志
かみしづくむら

[現在地名]千代田村上志筑

恋瀬こいせ川右岸の台地上にあり、東は中志筑村。志筑の名は「常陸国風土記」に「郡より西南のかた、近く河間あり。信筑の川と謂ふ」とあり、「万葉集」巻九に

<資料は省略されています>

と歌われる。「吾妻鏡」建保六年(一二一八)三月二三日条に「今日、常陸国志筑郷内願成寺住僧等、有参訴事」とあり、弘安大田文には南郡として「志筑三十七丁五段」とある。また文保三年(一三一九)の常陸国総社造営役所地頭等請文目録(総社文書)には「一通 志筑郷・大枝郷地頭益戸和泉前司」とみえ、同郷の地頭は益戸(下河辺)氏が勤めている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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