上方町人格(読み)かみがたちょうにんかく

精選版 日本国語大辞典 「上方町人格」の意味・読み・例文・類語

かみがた‐ちょうにんかく‥チャウニンカク【上方町人格】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、上方町人のうちで、諸大名俸米を給せられ、藩主への謁見(えっけん)を許された者。また、その特権貨幣経済発達に伴い、関西の諸大名は大坂豪商用達として金融を依頼し、また、藩の累積債務解消のため永年賦利下げを彼らに承諾させたりしたが、その見返りとして与えたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android