上日吉村(読み)かみひよしむら

日本歴史地名大系 「上日吉村」の解説

上日吉村
かみひよしむら

[現在地名]八日市市建部日吉町たてべひよしちよう

瓦屋寺かわらやじ村の東、浜野はまの村の北にあり、中世には建部たけべ庄の中心地。村名は北部にある日吉神社にちなむ。日吉村ともよばれ、同じ神崎郡内の下日吉村(現五個荘町)と区別して上日吉村とされた。寛永石高帳にみえる上日吉村は高や領主名から下日吉村をさすと思われ、当村は記載されない。正保郷帳に村名がみえ、五六〇石余、旗本三淵・奥山の二給で知行高は各二八〇石余。以後領主は幕末まで変わらない。明治六年(一八七三)の地券図(建部公民館蔵)では耕地のほとんどが水田化されており、集落は日吉神社に接する本村のほか、やや南の街道かいど御代参ごだいさん街道沿いにも確認できる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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