上杉重定(読み)うえすぎ しげさだ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上杉重定」の解説

上杉重定 うえすぎ-しげさだ

1720-1798 江戸時代中期の大名
享保(きょうほう)5年7月6日生まれ。上杉吉憲(よしのり)の子。延享3年兄宗房の跡をついで出羽(でわ)米沢藩(山形県)藩主上杉家8代となる。宝暦5年の大凶作などで藩財政は極端に窮乏森平右衛門を登用した改革も失敗。一時は領地返上をかんがえ,明和4年隠退をよぎなくされた。寛政10年3月26日死去。79歳。通称は喜平次。

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367日誕生日大事典 「上杉重定」の解説

上杉重定 (うえすぎしげさだ)

生年月日:1720年7月6日
江戸時代中期の大名
1798年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の上杉重定の言及

【藩政改革】より

…幕藩体制のもとで,個別領有の側面をもつが実施した政治的改革。幕藩体制社会を,太閤検地の施行を史的前提として,単婚小家族の小百姓を土地に緊縛し,これを身分制的に支配する封建社会と規定するとき,そこでの農政の基調は,小百姓の自立あるいは分裂による創出であり,維持であった。そして,そこでは領主の封建的大土地所有と小百姓の零細錯圃の占有とが対峙する関係にたっていた。江戸幕府は1643年(寛永20)3月に,田畑永代売買禁止令を出しているが,後者の占有内部に〈身上(しんしよう)能(よ)き〉百姓=〈徳人(とくにん)〉の輩出と極貧の小百姓経営の成立という分解をおそれてのことであった。…

※「上杉重定」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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