窮乏(読み)キュウボウ

デジタル大辞泉 「窮乏」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ぼう〔‐ボフ〕【窮乏】

[名](スル)金銭物品が著しく不足して苦しむこと。「生活窮乏する」
[類語]貧困貧苦困苦困窮貧窮貧乏困乏生活苦ひん赤貧極貧清貧じり貧貧寒じり安どか貧素寒貧すかんぴん不如意ふにょい文無もんな落ち目減退後退下火退潮尻すぼまり廃頽下り坂左前不振先細り下がり目低落廃る廃れる傾く寂れる

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精選版 日本国語大辞典 「窮乏」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ぼう‥バフ【窮乏】

  1. 〘 名詞 〙 ひどく貧しいこと。生活がひじょうに困窮すること。また、その者。貧乏。極貧。
    1. [初出の実例]「自今以後、取中々以上戸之粟。以為義倉、必給窮乏他用」(出典:続日本紀‐慶雲三年(706)二月庚寅)
    2. 「妾が父の窮乏甚しく、屡々盗を為さんことを」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四)
    3. [その他の文献]〔孟子‐告子・上〕

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