上江連村(読み)かみえづらむら

日本歴史地名大系 「上江連村」の解説

上江連村
かみえづらむら

[現在地名]二宮町上江連

大島おおしま村の南東、鬼怒川左岸の平坦低地にある。かつて南接する常陸国真壁まかべ下江連しもえづれ(現茨城県下館市)一村で、江連村と称したという。慶安郷帳では田高二二六石余・畑高三二二石余、幕府領と旗本中根・服部・岡部領の四給。元禄郷帳では旗本中根・依田・岡部領の三給。旧高旧領取調帳では幕府領と前出旗本三氏領の四給。正徳五年(一七一五)徳川家康百回忌の日光法会に際して、日光街道小山おやま宿の増助郷を命ぜられている(「増助郷定」添野一夫文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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