上清戸村(読み)かみきよとむら

日本歴史地名大系 「上清戸村」の解説

上清戸村
かみきよとむら

[現在地名]清瀬市上清戸一―二丁目・元町もとまち一―二丁目・松山まつやま一丁目・同三丁目・梅園うめぞの一丁目など

武蔵野台地野火止のびどめ面の中央に位置する。東は中清戸村。村の成立の事情や景観は下清戸村と、支配は中清戸村と同じ。近世前期には「清戸上町」と称した(村野家文書)。寛文一〇年(一六七〇)・元禄二年(一六八九)検地を経て(「村野家年代記」村野家文書)、同三年の上清戸村検地帳(村野家文書)では高一四二石余、反別は上畑一町六反余・中畑三町五反余・下畑六町七反余・下々畑二〇町七反余・屋敷一町六反余・山一町二反余・草野五町三反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android