上溝(読み)かみみぞ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「上溝」の意味・わかりやすい解説

上溝
かみみぞ

神奈川県北西部,相模原市東部の地区相模原台地西部の相模横山と呼ばれる河岸段丘崖下にあり,古くから集落発達江戸時代には八王子街道市場町であった。国道 129号線沿いに商店街が形成され,市の中心地一つとなっている。隣接して田名工業団地がある。

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世界大百科事典(旧版)内の上溝の言及

【相模原[市]】より

相模原台地の大部分を占め,南は座間市に接する。上溝(かみみぞ)は八王子街道の旧宿場町で,JR相模線に沿い,相模原の養蚕中心地として1870年(明治3)には市場も開設されるなど長い間中心的地位にあった。1937年東京から座間に陸軍士官学校が移転して以後軍用地化が進み,翌年には北部の横浜線沿いに陸軍工科学校(のち陸軍兵器学校),相模兵器製造所(のち相模陸軍造兵廠)が置かれ,これらを中心に都市計画が行われて,市の中心は上溝からしだいに横浜線相模原駅,淵野辺(ふちのべ)駅付近に移った。…

※「上溝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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