上珠数屋町通(読み)かみじゆずやまちどおり

日本歴史地名大系 「上珠数屋町通」の解説

上珠数屋町通
かみじゆずやまちどおり

下寺町しもてらまち東入より烏丸からすま通に通じる東西の通りで、渉成園しようせいえん(枳殻邸)北辺を通過する。「坊目誌」は「上枳殻馬場」として、名称由来も「大谷派本願寺の別第枳殻邸あるを以てなり」と記すが、宝暦一二年(一七六二)刊「京町鑑」は「佐女牛通」の別称として扱い、「此通の号佐女牛の事其故知れず、又上珠数屋町通といふは、東洞院西へ入ル町を上珠数屋町といふ故に呼来れり」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む