上瓦ケ町(読み)かみかわらけちよう

日本歴史地名大系 「上瓦ケ町」の解説

上瓦ケ町
かみかわらけちよう

[現在地名]弘前市上瓦ケ町

城の南東に位置し、土手どて町から北瓦きたかわらケ町に至る道筋町並。西は中瓦なかかわらケ町・南瓦みなみかわらケ町、東は代官だいかん町に接する。

慶安二年(一六四九)の弘前古御絵図(市立弘前図書館蔵)では、町割はされていないが、町内付近に「かわら屋」が二軒あり、町名はこれに由来するのであろう。寛文一三年(一六七三)の弘前中惣屋敷絵図(同館蔵)には、不完全ながら屋敷割がされ、一八軒の屋敷があり、武家屋敷一一のほかは空家。延宝五年(一六七七)弘前惣御絵図(同館蔵)には、かわらけ町三丁目とあり武家屋敷一九軒。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む