上田春荘(読み)うえだ しゅんそう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上田春荘」の解説

上田春荘 うえだ-しゅんそう

1784-1873 江戸時代後期の殖産家。
天明4年2月15日生まれ。豊前(ぶぜん)上田村(大分県宇佐市)の庄屋。ろうそくの原料となる櫨(はぜ)の栽培と新品種「群烏(むれがらす)」の育成成功,「櫨育翁」とよばれた。明治6年12月21日死去。90歳。名は実道通称は俊蔵。著作に「櫨育口伝試百ケ条」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android