上田縞(読み)ウエダジマ

デジタル大辞泉 「上田縞」の意味・読み・例文・類語

うえだ‐じま〔うへだ‐〕【上田×縞】

上田つむぎ縞織物

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精選版 日本国語大辞典 「上田縞」の意味・読み・例文・類語

うえだ‐じまうへだ‥【上田縞】

  1. 〘 名詞 〙 上田紬(つむぎ)の縞織物。裏を三度取り替えても表はじょうぶであるところから三裏縞ともいわれた。うえだ。
    1. [初出の実例]「上田嶋(ウヘダシマ)羽織(もめん)うらをつけて」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)一)

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デジタル大辞泉プラス 「上田縞」の解説

上田縞

長野県上田市を中心に生産される伝統的な絹織物「上田紬」の別称最盛期江戸時代には藍染系の格子縞の柄が中心であったことから。

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世界大百科事典(旧版)内の上田縞の言及

【信州紬】より

…山繭紬(野蚕紬),上田紬,飯田紬,伊那紬,絁紬(あしつむぎ),絓紬(しけつむぎ),ふとり紬などがある。上田紬は17世紀後半から織りはじめられ,上田縞として知られていた。幕末には藩営の紬改所もあった。…

※「上田縞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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