日本歴史地名大系 「上相川村」の解説 上相川村かみあいかわむら 新潟県:村上市上相川村[現在地名]村上市上相川北西へ流れる門前(もんぜん)川右岸にあり、南東は大関(おおせき)村、北は日下(くさか)村、北西は下相川村に接する。本庄氏の一族鮎川氏の名字の地。永正六年(一五〇九)九月一一日の耕雲寺領納所方田帳(耕雲寺文書)に「鮎川世賀彦左衛門分」として「三百地花之木田本作鈴木藤左衛門役九十文 鮎川殿之分」「百地善空作リ上鮎川与草壁之在間ニ役三十文 鮎川殿之分」などの記載がある。弘治四年(一五五八)本庄繁長は勲功の賞として須貝彦左衛門に「鮎川分一貫地」を宛行った(同年八月三〇日「同知行宛行状写」川村文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by