上石津ミサンザイ古墳(読み)カミイシヅミサンザイコフン

国指定史跡ガイド 「上石津ミサンザイ古墳」の解説

かみいしづミサンザイこふん【上石津ミサンザイ古墳】


大阪府堺市西区石津ヶ丘にある古墳石津ヶ丘古墳ともいう。百舌鳥(もず)古墳群の南部に位置し、宮内庁によって履中(りちゅう)天皇陵治定(じじょう)されている。陵名は百舌鳥耳原南陵(もずのみみはらのみなみのみささぎ)。墳丘長約360m、後円部径約205m、高さ約25m、前方部幅約237m、高さ約23mで、日本で3番目の大きさをもつ前方後円墳履中天皇仁徳(にんとく)天皇の第一皇子であるが、考古学的には、この古墳は仁徳天皇陵とされる大仙陵古墳よりも古い時代に築造されたと考えられている。JR阪和線上野芝駅から徒歩約10分。

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む