治定(読み)ジジョウ

デジタル大辞泉の解説

じ‐じょう〔ヂヂヤウ〕【治定】

[名・形動](スル)
決定すること。落ち着くこと。〈和英語林集成
「連歌はなほ上手になりてのちも善悪をひしと―する事はかたし」〈連理秘抄
きまりきっていること。また、そのさま。必定(ひつじょう)。
「それがしは、君を御代に出だし申すぞ。―なり」〈狂言記・七騎落〉
連歌・俳諧で、推敲の結果、句形が決定すること。また、切れ字により1句の表現を完結すること。
「『や』と言ふ文字は―の切れ字」〈伎・名歌徳〉
[副]必ず。きっと。
「今日の軍(いくさ)には―勝つべきいはれ候」〈太平記・一〇〉

じ‐てい〔ヂ‐〕【治定】

《「ちてい」とも》国などをおさめ安定させること。世の中がおさまり安定すること。

ち‐じょう〔‐ヂヤウ〕【治定】

じじょう(治定)

ち‐てい【治定】

じてい(治定)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

じじょう【治定】

[0] ( 名 ) スル
決定的であること。必然的であること。 「それがし退去の事関東に聞えなば、破綻生ぜんこと-なる/桐一葉 逍遥
決まること。定まること。 「罪科-のほど、しばらく預けおかれんこと何の苦しみかあるべき/盛衰記 6
連歌・俳諧の助辞の用法で、意味・内容を断定するもの。 「『や』は-嘆息の『や』なり/去来抄」
( 副 )
きっと。必ず。 「今日の軍には-勝つべきいはれ候/太平記 10

じてい【治定】

〔「ちてい」とも〕
国をおさめさだめること。国がおさまりさだまること。 → じじょう(治定)

ちじょう【治定】

ちてい【治定】

( 名 ) スル

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