上石津ミサンザイ古墳(読み)カミイシヅミサンザイコフン

デジタル大辞泉 「上石津ミサンザイ古墳」の意味・読み・例文・類語

かみいしづみさんざい‐こふん【上石津ミサンザイ古墳】

履中天皇陵古墳

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

国指定史跡ガイド 「上石津ミサンザイ古墳」の解説

かみいしづミサンザイこふん【上石津ミサンザイ古墳】


大阪府堺市西区石津ヶ丘にある古墳石津ヶ丘古墳ともいう。百舌鳥(もず)古墳群の南部に位置し、宮内庁によって履中(りちゅう)天皇陵治定(じじょう)されている。陵名は百舌鳥耳原南陵(もずのみみはらのみなみのみささぎ)。墳丘長約360m、後円部径約205m、高さ約25m、前方部幅約237m、高さ約23mで、日本で3番目の大きさをもつ前方後円墳履中天皇仁徳(にんとく)天皇の第一皇子であるが、考古学的には、この古墳は仁徳天皇陵とされる大仙陵古墳よりも古い時代に築造されたと考えられている。JR阪和線上野芝駅から徒歩約10分。

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android