上神目村(読み)かみこうめむら

日本歴史地名大系 「上神目村」の解説

上神目村
かみこうめむら

[現在地名]久米南町上神目

下二しもにヶ村の西、誕生寺たんじようじ川右岸に立地。津山往来が通る。南東は神目中村、南は下神目村(現御津郡建部町)。古くは神目村であったが上神目・下神目の二村に分れ、さらに慶長年間(一五九六―一六一五)上神目から神目中が分村したという(作陽誌)。神目という名は、下神目の志呂しろ神社の鎮座する地を神部と称していたのが転じたものという。中世弓削ゆげ庄の内で、文安三年(一四四六)四月二二日の志呂宮段米納分注進状(美作古簡集)に神目村とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む